Cedep 発達保育実践政策学センター

[終了] 研究協力園の募集

現在、当センターでは、文部科学省委託調査『幼児教育の教育課題に対応した指導方法等充実調査研究(幼稚園における指導の在り方等に関する調査研究)』に申請した課題研究「幼児教育スマート化に向けた環境・生体・行動センシングとビッグデータ解析~先端技術を活用した教師の指導技術・業務負担、子どもの行動の可視化~」を実施しています。この度は本プロジェクトの一部にご協力いただける幼稚園・幼保連携型認定こども園・幼稚園型の認定こども園を募集しています。研究実施時期は、2021年1月下旬~2021年3月中旬です。

ウェアラブル・アイトラッカー(メガネ型の視線計測装置)の装着と、動画を使用した研修プログラム(試行版)への参加

研究目的:保育者の経験年数や子ども観、保育観と視線を通じた情報収集方略の違いを明らかにする目的で実施します。

  • 自由保育場面で、担任保育者(幼稚園教諭・保育教諭)に30-40分間、メガネ型の視線計測装置を装着していただきます。
  • 計測日の前日までに、アンケートにご回答いただきます。
  • 計測時に装置前方のカメラに写る可能性のあるお子さまには、保護者様を通じて同意書をご提出いただきます。
  • クラス全員の同意書が得られない、あるいはそれが予想される場合には、同意の得られなかったお子さまに機器装着中に別の場所で活動していただくか、そのお子さまが登園していない時間帯(預かり保育等)に研究を実施させていただきます。
  • 研修プログラム実施時には、実際の視線データ(動画に視線の移動や注視の情報がプロットされたもの)をご覧いただき、研究に参加された先生同士で振り返り活動をしていただきます。
  • データ収集のために園を訪問させていただく際には、感染症予防の観点から、研究従事者はできる限り屋外、もしくは園関係者から離れた場所で待機し、接触・会話機会を最小限にいたします。また、振り返りプログラムについても、感染症流行の状況を考慮し、必要に応じてオンラインで実施いたします。
  • 研修プログラム(試行版)を実施する関係で、1園につき2名以上ご参加いただける場合にご応募いただけますと幸いです。

ウェアラブル端末(ライフログ装置)の装着とストレスホルモンの計測、データを使用した研修プログラム(試行版)への参加

研究目的:保育者の一週間を通じた運動量やストレスの変動、および業務内容とそれらの関連性を明らかにする目的で実施します。

  • 保育者(幼稚園教諭、保育教諭)にリストバンド型のライフログ装置(心拍数が測定できる装置です)を1週間(月~金の5日間)ご装着いただきます。このリストバンド型のウェアラブル端末は、アルコール消毒が可能で、防水加工が施されているため、水洗いもしていただけます。
  • 事前と木・金・土にアンケートにご回答いただきます。
  • 木・金・土の3日間はご自宅で唾液を専用の容器にて採集していただきます(ストレスホルモンの測定のため)。
  • 測定後、データを出力したものを個別にご覧いただいた上で、日中の業務内容とライフログのデータの変化との関連や、振り返りを行うプログラムを実施いたします。
  • 研修プログラム(試行版)を実施する関係で、1園につき2名以上ご参加いただける場合にご応募いただけますと幸いです。

問い合わせ・応募先

東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)

特任助教 高橋 翠(同報 野澤准教授)

メールアドレス:midorit [@] p.u-tokyo.ac.jp/nozawa [@]p.u-tokyo.ac.jp

※ [@]を@にかえてメールアドレスをご入力ください。
リモートワーク中のため、センターの代表電話におかけいただいてもご対応いたしかねます。
当該アドレス宛にメールでご連絡を賜れますと幸いです。

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