- 日時
- 2015年8月22日 (土) 10:00〜16:45
- 場所
- 福武ラーニングシアター(東京大学本郷キャンパス)
- 主催
- 発達保育実践政策学センター
- 後援
- 文部科学省/国立教育政策研究所
- お申し込み
- 事前申し込み制 先着 180名 参加費無料
プログラム
総合司会 | 山邉 昭則(発達保育実践政策学センター 特任助教) |
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午前の部
開会挨拶 | 発達保育実践政策学センターへの期待 大桃 敏行(大学院教育学研究科学校開発政策コース 教授/研究科長) |
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これからの乳幼児教育政策と学術研究のあり方 小松 親次郎(文部科学省初等中等教育局長) |
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講演 1 | StartingStorong4:日本のこれからの保育の質向上のために 田熊 美保(OECD教育スキル局シニア政策アナリスト) コメンテーター: 遠藤 利彦(大学院教育学研究科教育心理学コース 教授) 高橋 翠(発達保育実践政策学センター 特任助教) |
午後の部
講演 2 | ヨーロッパにおける保育の質と長期縦断研究の動向 Edward Melhuish(Oxford大学 教授) 通訳・コメンテーター:門田 理世(西南学院大学 教授) コメンテーター:淀川 裕美(発達保育実践政策学センター 特任助教) |
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パネル 討論 |
保育の質を高めるために コーディネーター: 渡辺 はま(大学院教育学研究科身体教育学コース 特任准教授) パネリスト: 村上 祐介(大学院教育学研究科学校開発政策コース 准教授) 堀越 紀香(国立教育政策研究所 初等中等教育研究部統括研究官) 安家 周一(学校法人あけぼの学園・社会福祉法人あけぼの事業福祉会理事長) |
まとめ | これからに向けて 多賀 厳太郎(大学院教育学研究科身体教育学コース 教授) 秋田 喜代美(大学院教育学研究科教職開発コース 教授/センター長) |
資料
miho.taguma_20150822
1 ファイル 1.03 MB
Melhuish_20150822
1 ファイル 1.38 MB
開催報告
2015年7月1日に本学の大学院教育学研究科附属として発足した「発達保育実践政策学センター」の設立記念国際シンポジウムを、同年8月22日に開催しました。
本研究科の大桃敏行研究科長の開会挨拶の後、小松親次郎文部科学省初等中等教育局長からご挨拶をいただき、田熊美保OECD教育局シニア政策アナリスト、Edward Melhuish Oxford大学教授から国際水準での最新の知見を非常に分かりやすくご講演いただきました。
また、後半のパネルディスカッションでは、掘越紀香先生(国立政策学研究所初等中等教育研究部総括研究官)、安家周一先生(学校法人あけぼの学園理事長)にご参加いただき、現場の実情を表した有意義なご見解をいただきました。
開催に際して、全国から非常に多くの参加希望があり、当日は満席の会場のなか、フロアを交えて活発な議論が交わされ、本テーマの社会的な重要性とセンターのミッションを改めて認識する機会となりました。
本学は、現在「知の協創の世界拠点」の形成を目指していますが、本センターはその具現化の一つとして、社会と本学への貢献を果たさんとするものです。既に、文系理系などの既存の領域を超えた研究体制で事業を推進し、本シンポジウムのように、国際的展開を目指していく予定です。
シンポジウムの最後には、秋田喜代美センター長の総括挨拶とともに、盛況のなか挙行することができました。
デジタルブックでご覧になれます。 20150822シンポジウム報告書