書籍出版|病院の子どもにも「保育」を 〜こころの育ちを支える病棟保育〜
来月7月10日ごろより、発達保育実践政策学センター(CEDEP)助教 石井 悠先生(センター長・教授 遠藤利彦先生 寄稿)が執筆されたこちらの書籍が出版されます。
石井より:
本書では、病院という環境で「保育」を貫き通す病棟保育士4名の実践をまとめ、さらに適宜心理学の知見や保育学の考え方を参照しながら、その実践の意味について考察してみました。
本書の執筆を通じて、
子どもに安心の感覚を提供するということは、どういうことなのか。
子どもの生活を守り、育ちを促すということは、何を意味するのか。
なぜ、あそびを保障するのか。
このような問いに対する答えが、必ずしも保育しやすい環境ではないからこそ、かえってクリアに示されているように感じています。
病棟保育に関心がある方はもちろん、「そもそも保育ってなんだろう?」「何をやっていれば、保育をやっていることになるんだろう?」と疑問をもたれている方にも、お手にとっていただき、何か少し考えるヒントを感じていただけたら幸いです。