Cedep 発達保育実践政策学センター

本学学部生対象の「体験活動プログラム」を企画・実施

日時
2018年9月6日 (木) ~ 2018年9月7日 (金)
企画タイトル
子育て・保育行政を知ろう!~渋谷区のまちづくりの取り組みに学ぶ~

体験活動プログラム

体験活動プログラムとは、東京大学の学部学生が今までの生活と異なる文化・価値観に触れるプログラムです。

プログラムを通じて新しい考え方や生活様式を学び、「知のプロフェッショナル」に必要な基礎力である、自ら新しいアイディア発想力を生み出す力を身に付けることが目指されます。

発達保育実践政策学センターでは、H30年度より本プログラムに企画を提供しており、本年度は下記の要領にてセンター主催の企画を実施し、3名の学部生が参加しました。以下に企画内容と成果をご報告いたします。

企画タイトル

子育て・保育行政を知ろう!~渋谷区のまちづくりの取り組みに学ぶ~

企画趣旨・内容

渋谷区は「ちがいを ちからに 変える街。」をスローガンに掲げ、ダイバーシティとインクルージョンを意識したまちづくりを行っている。

これまでのまちづくりにおいて、子どもは必ずしも「市民」として意識されてこなかった経緯がある。また、渋谷区においてもまた進行中の少子高齢化の中では、子どもはマイノリティである。その中で、渋谷区は子どもも市民の一人と捉え、子どもの視点をまちづくりに取り入れるために様々な取り組みを行っている。

そこで、本体験活動プログラムでは、渋谷区における子育て・保育政策について、行政担当官にインタビューを行い、渋谷×子ども・保育をテーマに、まちづくりの今を学ぶことを主たる目的とする。

渋谷区には、子どもを中心としたまちづくりを意識して日々の保育を行っている「まちのこども園」がある(まちのこども園代々木公園、まちのこども園代々木上原園)。代々木公園園はあの代々木公園(区民の憩いの場)の一部に建てられた園であり、渋谷区の子育て・保育政策を象徴する園の一つと考えられる。また、代々木上原園は地域の特性を生かしながら、子どもなりの視点や考えを、アートを通じて表現する活動を行っている点が興味深い。そこで、本プログラムでは行政官へのインタビューに加えて、2つの認定こども園に見学に行き、まちづくり拠点としての認定こども園の役割について触れる。

活動成果

3名の学部学生が参加し、まちのこども園代々木上原・代々木公園と渋谷区保育課に訪問、インタビューを行った。課外活動を通じた学習の成果をそれぞれポスターにまとめ、お世話になった訪問先に贈呈した。また、10月20日の東京大学ホームカミングデイにおいてCedepの主催にて開催したシンポジウムでポスターを展示した。

資料

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