若手研究者育成プロジェクト(2020年度-)
このプロジェクトについて
乳幼児を対象とした「発達保育実践政策学」は、乳幼児に関する自然科学諸分野、人文科学、社会科学等それぞれの領域で実施されてきた学術研究知見を集約・発展させ、保育の質向上という社会還元をめざす学術領域です。この志向性に合致する研究を、東京大学大学院教育学研究科を核として展開いたします。
2015年から2019年までは「関連SEED研究プロジェクト」として、2020年からは新たに「若手研究者育成プロジェクト」を実施します。
研究テーマ
研究メンバー(○印は研究代表者)
2023年度
参照先:研究成果>報告書等 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター若手研究者育成プロジェクト採択者ワーキングペーパー 第4号
自閉スペクトラム症傾向が高い成人における職場不適応感 : メンタライゼーション・二分法的思考に焦点化して
- ○板坂 美波(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
身体感覚に関する心理的概念の推移と機構的分類の理論的検討
- ○緒方 万里子(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
美術専攻学生の創作活動における悩みについての心理学的検討
- ○史 林凡(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
フィンランドの ECEC における保育者の専門性に関する考察 : 保育者の教育学的能力 “pedagogical competence” に着目して
- ○原田 恵(大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
- 丹伊田 真央(大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
1950 年代の山形県における児童文化運動についての予備的検討 : 史料の残存状況を中心に
- ○久島 裕介(大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
若者にとっての居場所およびその判断要素 : インタビューを通した予備検討
- ○楊 柳薈(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
子どもの発達段階に応じたセクシュアリティ教育実践に向けた課題の検討 : 日本と中国における『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の影響に着目して
- ○万 馨翼(大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
- 有間 梨絵(大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
2022年度
参照先:研究成果>報告書等 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター若手研究者育成プロジェクト採択者ワーキングペーパー 第3号
グループでの関係性攻撃に関する検討––教師のポジションの捉え方に着目して
- ○和智 遥香(大学院教育学研究科 臨床心理学コース 博士課程)
思考の性向(thinking disposition)の性質と発達:ジョン・デューイの「性向」概念を手がかりとして
- ○豊島 まり絵(大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
発達論的視座から道徳基盤理論を捉える
- ○眞田 英弥(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
- 丹 亮人 (大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
「発達」と「生成」概念の対立に関する再考——E.H.エリクソンの初期思想から
- ○濵本 潤毅(大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
Therapistの共感をClientはどのように受け取るのか?-Clのアタッチメントに注目した検討
- ○塚越 菜緒子(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
2021年度
参照先:研究成果>報告書等 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター若手研究者育成プロジェクト採択者ワーキングペーパー 第2号
戦後初期における幼児生活団の実践とその展開 : 羽仁もと子・説子の幼児教育思想とその拡がり
- ○大石 海 (大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 有間 梨絵 (大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 清重 めい (大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 長谷川 真也(大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
- 山田 有紗 (大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
コミュニケーションの発達に偏りのある2歳児の母親に対するアタッチメント : 個々の子どもにとっての不安喚起要因に着目した探索的研究
- ○堤 かおり(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
家族関係に関わる自己変化の体験に関する検討 : 負の世代間伝達を防いだとするライフストーリーから
- ○江剌 香奈(大学院教育学研究科 臨床心理学コース 博士課程)
戦後期保育雑誌における保育者の専門性と待遇の関連性 : 保育者の資質としての「教養」に着目して
- ○喜多下 悠貴(大学院教育学研究科 比較教育社会学コース 博士課程)
多文化保育のエスノグラフィー : 「多文化共生」の歴史から現在の実践を読み解く
- ○長江 侑紀(大学院教育学研究科 比較教育社会学 コース 博士課程)
高校「現代社会」の課題追究学習・探究学習の対象と問いの形式 : 学習指導要領と教科書の内容分析
- ○小原 明恵(大学院教育学研究科 比較教育社会学 コース 博士課程)
子どものための哲学(P4wC)を通じた社会的包摂の思想と実践 : 大阪市西成区「こどもの里」をフィールドとして
- ○片山 嵐大郎(大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
- 後藤 美乃理 (大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
- 寺道 亮信 (大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
- 小波津 義嵩 (大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
教師の攻撃行動の捉え方に関する予備的検討
- ○和智 遥香(大学院教育学研究科 臨床心理学コース 博士課程)
2020年度
参照先:研究成果>報告書等 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター若手研究者育成プロジェクト採択者ワーキングペーパー 第1号
幼児の意図に基づく向社会的評価の発達 : 道具的援助場面に着目した予備的検討
- ○廣戸 健悟(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
幼児教育無償化の政策立案過程 : 2000年代以降の幼児教育政策における人的資本論の展開に着目して
- ○清重 めい(大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 長江 侑紀 (大学院教育学研究科 比較教育社会学コース 博士課程)
- 人見 俊太郎(大学院教育学研究科 教職開発コース 修士課程)
- 矢崎 桂一郎(大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 若林 陽子 (大学院教育学研究科 教職開発コース 博士課程)
- 渡邊 真之 (大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
性の発達に関する心理学研究において : ジェンダーアイデンティティはどのように概念化されてきたか
- ○霜山 祥子(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
「心を縱に考へる」 : 初期倉橋惣三の自然主義と保育学構想
- ○日隈 脩一郎(大学院教育学研究科 基礎教育学コース 博士課程)
Caregiving Among the Mosuo : Caregivers, Child-Rearing, and Childhood in a Matrilineal Society
- ○王 ギョク(大学院教育学研究科 教育心理学コース 博士課程)
- DAMALAMU(中国西南民族大学大学院 宗教学専攻 修士課程)